WordPressにおいて、テーマのテンプレートファイルの直接編集は、テーマ更新のタイミングで編集内容が上書きされてしまうので、有効化中のテーマを「親テーマ」とし、「子テーマ」を作成しそちらを編集することでテーマ更新による上書きを避けることができます。
CSSのみの編集であれば管理画面左側メニュー「外観 > カスタマイズ > 追加CSS」のページにあるテキストエリアにCSSを記述すれば大丈夫です。
このページでは当サイトで販売しているテーマ「Twentyfour Seven」の子テーマテンプレートの配布とインストール方法を載せています。
別テーマで使用する場合は一部コードの書き換えが必要なので、そちらも説明しています。
子テーマテンプレートのダウンロード
こちらからダウンロードしてください 「twentyfourseven_child.zip」
子テーマテンプレートの中身
中身は
- functions.php
- style.css
- templates > single_item.php
- screenshot.png
です。「templates」フォルダと「screenshot.png」は「Twentyfour Seven」用なので、別テーマの場合は消して大丈夫です。
「functions.php」と「style.css」の中身はそれぞれ
<?php
function tfs_child_theme_enqueue_styles() {
wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' );
wp_enqueue_style( 'child-style', get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css', array('parent-style'));
}
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'tfs_child_theme_enqueue_styles' );
?>
/*
Theme Name: Twentyfour Seven Child Theme
Template: twentyfourseven
Theme URI: https://mainichi-web.com/twentyfour-seven/
Description: Twentyfour Seven Child is the Twentyfour Seven Child Theme.
Author: MAINICHI WEB
License: GNU General Public License v2 or later
License URI: http://www.gnu.org/licenses/gpl-2.0.html
Text Domain: twentyfour-seven
Tags: welcart,e-commerce
*/
「functions.php」は、親テーマと子テーマの「style.css」を読み込んでいます。別テーマに使用する場合でもこのままのコードでOKです。
(関数名tfs_child_theme_enqueue_stylesの部分くらいは変えてもいいかも)
「style.css」は親テーマに合わせて変更する必要があります。
2行目と3行目以外は消して大丈夫です、2行目「Theme Name:」の右側は子テーマのフォルダー名、3行目「Template:」の右側は親テーマのフォルダー名に変更しましょう。
子テーマのインストール方法
通常のテーマをアップロード&有効化する方法と同じです。
親テーマがインストールされている状態で行いましょう。
- 管理画面の左側メニューから「外観 > テーマ」と移動します。
- 「新規追加」をクリックし、「テーマを追加」画面で「テーマのアップロード」をクリック。
- アップロード枠が表示されるので、ダウンロードしたテーマ(ZIPファイル)を選択し「今すぐインストール」をクリック。
- アップロードが完了後「有効化」をクリックで完了です。
子テーマでのカスタマイズ方法
親テーマと同じ名前のテンプレートファイルが子テーマにある場合、子テーマのテンプレートファイルが優先して適用されます。
なので、編集したいテンプレートファイルをFTPソフト等を使って子テーマフォルダ内にアップロードするか、子テーマをインストールするタイミングでフォルダに入れておくといいかと思います。
Welcart対応テーマ「Twentyfour Seven」
販売価格 29,700円(税込)WordPressでオンラインショップを構築できるプラグイン「Welcart」向けに開発されたテーマです。